2017年12月14日木曜日

モンさんと農家さん


<寒波到来中だが作物への影響は無い>
いくら公式のアナウンスだとしても、この光景を目の当たりにしてはおいそれと鵜呑みに出来ない。
※ベリアの朝の風景。2017年12月14日撮影。

少なくとも農家率100%に迫る道民達の中に、そんな間抜けは居ないだろうと思う。
寧ろそれが本当なら、自分が一体何を、どんな畏ろしげ作物を育てさせられているのかと、不安になって然るべきところだろう。
『私たちはまた……モンさん達からヤバげな種と肥料を買ってしまったわけだ』
モンさんとは隠語であろう。
はっきりとは社名を申し上げにくい巨大企業があるのかも知れない。

ゲームの中だけではない。
想像することすらも許されない程にとてつもない闇は、現実世界にもあるのだ。

モンさん達のやり方は実に巧妙である。

彼らから買った種からは、成長しても種子を残さない作物が出来る。
つまり砂漠の様に品種改良ボタンを押しても、次世代を担う物は何も獲得できないというわけだ。
だから毎年種をモンさん達の言う通りの値で買わねばならないし、より良く改良していくことも許されない。

そして肥料だ。これがまた畏ろしい。
モンさんが売ってくれる肥料は確かに強力だ。だが一度それをばら撒いたが最後、もう二度とモンさん印の種以外は育たない土地へと変貌する。
それはモン種以外の全ての命を刈り取る……神をも畏れぬ農薬なのである。

私たちは優しい気持ちで農作業をしていたかっただけだ。だが大人になればなるほど、大人の事情とやらに巻き込まれていくよなぁ。それはどんなに和やかで穏やかなこの農村に住んでいても、変わらないこと、逃れ得ないことなのだよ。
私たちはモンさん達の望む作物だけを育て続けなければならない小作人、いや奴隷のようなものさ。
彼らから買った種だけしか育てられない、そんな土地に住んでいるのだから。

……今朝はそんな感じの難しい話を滔々と語り続ける親戚の叔父さんと縁側に座ってる夢を見たのでした。
貰って食べていたみかんが、冷たくて美味しかったという記憶の残滓。
まだ手に残っているその感触。
少しリアルだったかも。

-------------------ここまでが作り話だよライン('A`)------------------------

叔父さんはのんのんびよりが大好きで、3期を今や遅しと待ち望んでいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿