[SilkRoad_1 『ついにバレンシアへ!?』]
[SilkRoad_2 『シャカトゥゲートウェイ駅』]
[SilkRoad_3 『なまちこ準備完了』]
[SilkRoad_4 『砂漠進出 ~Progress~』]
ペットの砂漠デバフ抵抗って実は重複するんじゃない？
[公式のゲームガイド / ペット] このページの真ん中へんです。
これ見る限り『自動釣り時間減少』以外ならみんな重複するのでは？
つまり『砂漠自然デバフ抵抗』は重複可能なペットスキルってことですよね？
でも日本wikiには『自動釣り時間減少』と『砂漠自然デバフ抵抗』などのパッシブのみが重複しないって書いてますねぇ。
公式とwiki……いったいどっちが正しいのか。
ふつーなら公式が正しいに決まってんじゃーん！ てな話なのですが、黒い砂漠の公式って書き損じをよくするからいまいち信頼し切れない佇まいですので。
ふーむ？ どうなんでしょうねぇ。
結局よく分かりませんが、この世には初めから真実など無いのかも知れません。
なれば自分の物差しで選択していきましょう。
今日からはユキちゃんと伊藤さんに加え、オラフ君も連れていきます。
砂漠迷彩服と合わせてこれでデバフ抵抗４倍だぁーっ!!!!!
オラもう熱中症にはならねぇ。カラダもってくれよ!!
今回は殉教者の避難所から出発してイベルブオアシスを見つけたいと思います。
北東であるはず。さあ、行こうみんな。デバフを遠ざけてくれよな！
さっそく何らかのオブジェクトを発見しました。
ああ……何だあの気味の悪いものは。
ブラックホールが如く周囲の空気を吸い込んでいます。
どーゆー物なんだろうこれ。ひょっとしてアイテムとか知識とかくれる物体スか？
私、気になります！
ラクディウスから降りて、ちょっと近づいてみましょう。
Ahhhhhhh !? What the ふぁｯ※........!!
突然のブラックアウト。
そして何かがローディングされていきます。
よして下さいよ凄ぇ驚いたじゃないですか。
人間びっくりしただけで死ぬこともあるんやで。
ええええ？ 何処かに強制転移させられました。
高い場所にある狭い縁(へり)に立たされています。
ミニマップによれば、此処は『アクマン寺院』なる場所みたいです。
敵性MOBを示す点がいっぱい……。
何かの建物の中です。螺旋階段が見えます。崩れかけた遺跡でしょうか。
なんで……？ なんでなんの警告も無くいきなりこんな場所へと。
そうか。こ、これが……これが初見殺しってやつか。なんという惨いことを。
正面は無常な行き止まりなので、この縁から降りる以外の選択肢がありません。
うぬぬぅ～！ 初見殺し恐るべし。名古屋の国道もびっくりだっぜっ。
降りてみました。螺旋階段の各所に部屋があるみたいです。
久しく遭ってない名前が真っ赤なモンスター達に見つかりました！
今日の私の装備は『ルルの亡くした防具シリーズ』どすえ。
戦闘なんて聞いてまへん。
そーじゃなくても普段着だって+15くらいまでのを着てるだけなんですが。
バレンシアレベルの装備なんて、用意まだ全然出来てません。
だから逃げ回るしかなーい！
飛び込んだ小部屋は砂に埋もれていてなかなかに美しい光景なのですが、それを楽しむ余裕は微塵も御座いません。
敵うワケがない人達に囲まれてしまいますやめて下さい死んでしまいます！
出口どこー!? 出してー。出してよー。早く出してー。ああああ。あばばば。
螺旋階段に戻ったり小部屋を一つ一つ調べたりしています。出口ありません。
迷子です。どうしてこんな酷い目に遭わなきゃいけないんだー。
普段の行いのせいでしょうか。それならさほど悪くないはずなのに。
おお、他の冒険者さん達が居ます！ 助かった。出口どこか尋ねてみまｓ
無理です。こんな危険地帯でタイピングなんて出来ません。
NPCさんが蹲って隠れていました。寂しいパーリーエヴァ？
何か怯えながら喋っていますが、それをゆっくり読んでる暇はありません。
ひぃぃ……一歩たりとも立ち止まってらんないんだこっちはー！
螺旋階段の一番下まで来ました。しかし特に出口らしきものはありません。
なぜぇぇぇ！ 完全に行き止まり。小さな穴に避難してガクブル中です。
……穴？ アール神からの天啓が私を貫きました。
此処ってもしかして、塔じゃなくて穴なのでは？
寺院だっつーから偉そうな外観の構造物なんだろうという、人がふつーに抱く第一印象を裏切り、まさかの地下施設なのでは？
これってつまり……塔内にある螺旋階段ではなく、大穴にある螺旋階段なのでは？
だったら出口は下じゃなくて上なのでは……。
非情な開発陣から騙された感に打ちひしがれます。
歯噛みしながら一気に駆け上がった私を待っていたのはしかし、無残にも崩れ落ちた階段でした。希望がいきなり途切れておりまスミダ。
なんなんだ。なんなんだいったい。
初見殺しの入口といい……
どこまで……どこまで人を翻弄すれば、愚弄すれば、気が済むんだ！
もうこんな星などいるものかー!!!1 地球もろともこなごなにッ――――
――――おや。横の小部屋に出口らしき兆し。よかった。
よかってない！ まだ上に遺跡が続いてるじゃないですか。もーやだー。
わあああ殴られた！ なまちこ痛い！ 瀕死！
でも大丈夫。
数々のPKから生き延びた私の指は、反射神経だけでVキーを叩きました。
本当にPK相手ならこのままチャンネル移動するのですが、
相手はPKではなくMOB。
当然移動先のチャンネルにもわんさか居るワケで、
そーなればch移動直後のDL遅延が僅かでもあったなら、
初動で不利になるのはこちらのほう。
このまま安全な場所まで移動しよう。
……安全な場所？
ここにそんな場所があるのか？
え、どうしたらいんだろ。
受け攻め幾つか予想しとったが、
こりゃ悪手だったかも知んない。(思考時間0.0000004秒)
うわああああああん。結局死んだぁー……。
次回 [SilkRoad_6]
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